物件を売却して儲かってから節税のため、償却狙いの中古車を買ってはダメな理由

さて、表題の件ですが、僕はおもに法人で不動産の購入を進めていまして、数年間はずっと買うばっかりだったんですが、昨年2棟売却いたしました。

細かいところはおいておいて、ざっと1000万円くらい儲かったのですが、

ここで問題になるのは、このまま何の対策も打たないと、法人の場合は総合課税ですから、かなり大きな税金を取られてしまうことなんですね。

で、税金を調整するために、常識の許す範囲ではあるんですが、できる限りに領収書を集めて経費化していくことになりますよね。

ところが、ここで盲点がありまして、

物件を売却して得られる利益は、税務上の売り上げではなく、「特別利益」という形で計上されてしまうのです。

物件の売却益は「売上」ではなく「特別利益」

もし、仮にこの特別利益をほとんどつぶせるくらいに経費を使いまくって「税引き前利益を黒字」にしたらどうなるかというと、本業が大幅な赤字になってしまいます。

これはどういうことかというと、たまたま物件が売れて、全体としては黒字になって助かったけど、本業の利益以上に経費を使いまくったバカ経営者の烙印を押されてしまい、翌年以降の融資審査にものすごい響いてしまうのですね。

ではどうするか?

ここで「きれいに節税」するために有用なのが、減価償却を狙って中古の社用車等を購入することなんですね。僕の場合はこの償却狙い社用車として、キャンピングカーを買ってさらに運用してます(^^)。

で、表題の件に戻るのですが、この社用車による節税は、4年落ち以上の中古を買えば2年で償却が可能です。さらに、期首で購入して定率法を使えば実質1年で一括償却が可能です。このこと自体は知っていたのですが、実はぼくはこれの購入時期について失敗してしまいました。3月末決算の会社で物件を売却しあと、いろころ迷いに迷った結果、12月に社用車を購入しました。

すると、結局のところ、4月に購入していたら一括で全額経費化できたところが、12月に購入して3月末に決算を迎えたため、1/4しか経費化できず、転売益に関してはかなり大きな納税を迫られる結果となってしまいました(涙)。

法人の場合は償却するかどうか自由に決められる

法人で償却資産を購入した場合、その年で減価償却するかどうかは実は自分で決められます。

ということは、物件の売却を決意して、それなりに売却益が得られる場合は(特別利益がたくさん出る場合)、そう決めた瞬間に、先に償却用資産を購入しておくのが正解です。

もし、その年中に売却できなかった場合は、減価償却せずにそのまま残し、物件が売却できた年にあわせて減価償却すればいいわけですから。

まとめ

こういう細かいテクニックは、実際に売却してみて初めて気付きますね(^^;)

キャッシュフロー狙いの不動産投資は、ともすると如何にして融資を得るか、如何にして拡大するか、という点にフォーカスしがちになりますが、市況や残債の減り具合により、売るべき時には売るべきで、その時にはそのための事前準備も必要なのです。

僕はそれを「大きな納税」という痛手(?)を伴って学習しましたので、お気をつけください(^^;)。

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